株式会社サークル鉄工
民事再生法の適用を申請
農業機械製造、建設工事、管工事
負債35億円

5月14日、株式会社サークル鉄工（北海道滝川市幸町3-3-12）は、札幌地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日に開始決定を受けた。負債は約35億円。

当社は、農業省力化機械の製造を主体に、空気調和衛生設備など管工事やビニールハウス・建物の建設工事、リフォーム工事なども手がけていたが、輸入製品の台頭や農家の設備投資の抑制傾向から農業機械の製造が伸び悩やみ、建設関連の受注も競争の激化などから減少。

2003年5月期の年売上高は約21億6200万円までダウンし、関係会社の清算に伴う損失を計上して大幅欠損となっていた。その後持ち直したが、2005年5月期に年売上高約30億8800万円まで伸長したものの、再び建設関連の受注が低迷、。
関係会社への貸付金が固定化して収支を圧迫、先行き業況回復の見通しも立たなくなり、今回の措置となった。