【倒産】「くじゅう花公園」自己破綻/負債総額約26億円
ピーク年間60万人以上が訪れていた竹田市の「くじゅう花公園」を経営する「花の企画社」が、11月20日自己破産申請していたことが判明した。「くじゅう花公園」は1993年開園、20ヘクタールにチューリップやラベンダーなどの植物園。2003年にはピークとなる60万人が訪れたものの、その後は入場者数が伸び悩み、設備投資の借入金も嵩み経営悪化。
06年には中小企業再生支援協議会に私的整理での再生を要請、京都市のマンション開発「ジェイ・エス・ビー」を再生支援スポンサーとして経営再建をめざしていたが、入場者数は不況もあり好転せず、JSBが支援継続を断念したことから今回の事態に陥った。
「くじゅう花公園」は、既に元社員により設立された「花公園」に引き継がれているが、今後については新たにスポンサー探しをするとしている。
[ 2009年11月30日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/