アイコン タケノコ偽装のキタジマ食品/第3者破産申立てによる破産受ける

キタジマ食品㈱(福岡県八女郡立花町大字白木5591、代表:北島隆彦)は、3日第三者破産申し立てにより自己破産開始決定を受けていたことが判明した。なお、同社は既に第三者に事業譲渡され、営業は事実上継続されている。負債総額は約9億円が見込まれている。

タケノコ偽装のキタジマ食品/第3者破産申立てによる破産受ける
 キタジマ食品㈱(福岡県八女郡立花町大字白木5591、代表:北島隆彦)は、3日第三者破産申し立てにより自己破産開始決定を受けていたことが判明した。なお、同社は既に第三者に事業譲渡され、営業は事実上継続されている。負債総額は約9億円が見込まれている。
キタジマ食品㈱の北島代表は、偽装発覚から信用失墜、経営が窮地に陥っていた。そうした会社状況下、第三者に破産を申立てられたものの(審査に時間がかかる)、同社としては民事再生を検討していた、しかし突然、裁判所から開始決定が発せられたようである。
 タケノコ偽装は、中国産を国産表示して製造販売したものであるが、福岡県の(新)八女市内だけでも5業者がこれまでに国産偽装して品質表示法やJAS法違反に基づき県から改善指示を受けている。全国では数十社も改善指示を受けているが、その殆どはタレ込み情報に基づき発覚している。今では偽装の真贋検査に対象品をDNA鑑定まで行うことから、偽装していたら殆ど摘発される。
 ※日本人は、右向け右と言えば国民全員が右を向く習性があり過ぎる。食品の場合、中国産でも国産でもまじめに生産している生産者が殆どであるが、両国の拝金主義者が偽装してしまう。先般はスーパーの顔写真入生産者表示していた農産物さえ、国内の卸屋により国内の生産者の名が偽装され、スーパーで有機野菜として販売されていた。
 

[ 2010年2月13日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク