アイコン リアプロのセキノス㈱/民事再生申請

プラスチックレンズ・リアプロのセキノス(株)(栃木県佐野市赤見町2009、代表:関根康弘)は、16日民事再生法の適用を申請、同日監督命令を受けた。申請代理人は宮崎信太郎弁護士(電話03-5562-8500)。監督委員は安田真道弁護士(電話028-614-8383)。負債総額は約58億円。


 同社は、液晶テレビ・プラズマテレビの大画面がなく、またあったとしても高価であったときの大画面テレビに採用された映像表示方式のリアプロジェクションテレビのレンズユニットを独占的に製造していたメーカー。しかし、大型液晶テレビの価格が急激に下がったため、価格的な魅力がなくなり各テレビメーカーが撤退、同社も撤退を余儀なくされてしまった。しかし、当時の設備投資が負担となるとともに売上高減少から、資金繰りが追いつかず今回の事態となった。既に中国企業がスポンサーとなる予定である。
 

[ 2010年2月17日 ]
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