山川薬品工業（株）（東京都中央区日本橋室町３－１－１０、代表：内藤幹雄）は３月10日自己破産開始決定を受け、債権者が判明した。負債総額は約15億円。破産管財人は、長浜周生弁護士（千代田区神田紺屋町２７－１、電話０３－６２０６－９１６６）。破産管財人は長浜周生弁護士（電話０３－６２０６－９１６６）。
同社は技術力が高く、アルツハイマー薬などを製造販売するノバルティ社などに薬品原粉を供給していたが、ジェネリック医薬品の台頭で既存薬原粉が価格低迷、資金繰りに行き詰った。民事再生も模索していたがスポンサーも現れず、今回の措置となったものである。