アイコン KFEが取引停止したためオ・ディ・エス(阿蘇)自己破産

トーモロコシを主原料にエコスターチ製包装資材の(株)オ・ディ・エス(熊本県阿蘇郡西原村布田1124-1、代表:橋本孝則)は4月14日負債総額約3億円で自己破産準備に入ったが、主力取引先のKFEジャパン社から2月取引を停止されていたことが判明した。

KFEによると、オ・ディ・エスがこれまで中国のベンダーからシート材を仕入れ、KFEに納品されていたが、2月からKFEが直接仕入れに転じたため、オ・ディ・エスは主力販売先を無くし破綻したようである。なお、KFEは、オ・ディ・エスに対して47百万円の不良債権が発生したとしている。
 オ・ディ・エスは、エコスターチ製梱包資材を開発したのはいいが、中国の現地会社に製造させていたのか、またパテントは何も有していなかったのか、はたまた日本パテント無視の中国にパテントを有していなかったのか。KFEは中国の裏も表も知り尽くした会社であり、オ・ディ・エスが油断していたのであろうか・・・・。
 

[ 2010年4月20日 ]
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