アイコン 液晶バックライトの日本ライツ(民事再生中)/みずほ系がスポンサーでMBOへ

11月20日に負債総額約136億円で民事再生法の適用申請をした日本ライツ(株)(東京都多摩市永山6-22-6、代表:遠藤司、従業員135名)とライツライン(株)(鳥取県鳥取市北村95-13、同代表、従業員240名)に対して、みずほ銀行系のみずほキャピタルパートナーズがMBOにより支援する方針を固めた。

同社は液晶バックライトという希少価値のある分野の事業を展開しているが、経営は債務超過状態であった。リーマンショックにより国内向けが受注不振に陥り破綻した。
しかし、中国子会社(華邦光美電子)は、100億円の年売上高があり、日本ライツの破綻時も月商8億円あるとされ、破綻させていない。国内メーカーも液晶テレビ生産が増加しており、中国は今後とも増加すると考えられ、3番手の融資銀行であったみずほが支援するものである。08年9月期の売上高は235億円。
鳥取工場で子会社のライツラインも一安心だろう。
 

[ 2010年4月 5日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク