しかし、JC-NETに次のような投稿が寄せられている。

「ミカドがネオミカドで復活」
大手ビルダーや複数の支援により３月30日に株式会社ネオミカド　代表取締役社長　西町・・」。

以上について、ミカドの一部の債権者に問い合わせたが、ネオミカドの設立の動きを聞いている会社もある(材料屋さん)ようだが、大手金物会社はそうした動きを知らない、また焦げ付いた大手ホームビルダーも全く知らないと述べるなど不明なところが多い。
民事再生にしても、自己破産(営業権引継ぎ)にしても、破綻直後にそうした動きをしなければ、営業先も毀損してしまう。会社は最低でも生活できる営業先を確保できなければ再建は到底無理である。また、ミカドに焦げ付いている納材業者も納材してくれなければ㈱ネオミカドもメーカーとしての存在は難しくなる(小さな会社なら別だが)。

以上の観点からミカドブランドの再建は、よほどのスポンサーがバックに付かない限り難しいように思える。そうしたスポンサーなら、民事再生下に既にスポンサーになろう。

それでもミカドブランドが㈱ネオミカドとして復活されるものならば、昔から慣れ親しんだブランド名であり、今後を期待したいものである。

以上、一部の債権者がこうした会社設立の動きを把握していたことから、投稿について記載した。