アイコン ネオミカド

同社は12月民事再生方の適用申請を行い破綻、負債が減り支援するかと思われたタカラスタンダードが支援せず、他に支援するところも現れず、3月4日自己破産した。

ところが、第2会社を設立してネオミカドで動こうとしている。そのため管財人が債権者に諮っているところであるが、「支払さえ間違いなければ取引する」というところが殆どであり、その方向で動くものと思われる。
関係者の話では、新会社で動かすのは伊丹工場と東京工場だけであり、他は処理する予定のようである。管財人は早く終わらせようとすれば、粛々と破産を遂行させるだけでよいが、賢明な管財人と見え、ミカドの光を繋ごうとしている。
幸い飯田産業がスポンサーになるようであり、前回も記載した通り、飯田産業にもメリットがある。飯田産業が実際新会社のスポンサーになれば、新会社のネオミカドは飯田グループ5000億円(グループ売上高計)と建材店ルート・建材商社経由でも販売できることから、タカラスタンダードに取っては面白くない動きと思われる。
ネオミカドは可能な限り注文生産方式を取ったら、利益も早めに出るであろう。
 

[ 2010年4月12日 ]
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