アイコン 秋田県木材防腐加工(協)/自己破産

プレカットの秋田県木材防腐加工(協)(秋田県秋田市向浜1-8-1、代表:田口公彦)は4月30日事業停止、事後処理を渡部聡弁護士(電話018-865-2127)に一任して自己破産申請の準備に入った。負債総額は約4億円が見込まれている。

同協同組合は、戦後早々の1946年12月、秋田県内の製材業者18社が線路軌道の枕木生産を行うため設立、1996年からプレカットに進出、ほかのにエクステリア材なども製造販売していたが、プレカット工場や設備に7億円近い投資を行ったことから、住宅市況の悪化から売上高が漸落、資金繰りが悪化して今回の事態となった。
 組合の営業に問題があったのであろう。多くの地場工務店と提携すれば自ずと売上高は確保できたはず・・・。需要者である工務店の囲い込みがなされていなかったと思われる。
・マホームのプレカットをしている材木屋系プレカット屋さんは、プレカット代金がまったく取れないと嘆いていたが、しっかり木材代金として取っている。利益は薄いが、仕事があるため、利益をいつも計上している。

 

[ 2010年5月 7日 ]
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