アイコン (株)鳴海カントリー倶楽部の会員券紙切れに/民事再生申請

(株)鳴海カントリー倶楽部(愛知県名古屋市緑区鳴海町横吹51、代表:川口久雄)は7月5日民事再生法の適用申請をした。負債総額は約57億円。申請代理人は西村國彦弁護士(電話03-5511-4400)。監督委員は竹村葉子弁護士(電話03-3356-5251)。
 償還金問題を抱えるゴルフ場は全部破綻する運命にあるが、同社もしかりであった。

ゴルフ場の売買は、3億円~10億円で売買されている。収益還元方式でのゴルフ場価値である。バブル以降に開発されたゴルフ場は、50億円から70億円かけて開発されており、所詮バブル発想での開発であった。
 今だ会員権を持つ企業にとっては、資産計上している会員権代を落とす必要があり、損益も財務内容も悪化させる。借入先の金融機関は既に価値なし判断をしており、決算計上だけの問題である。粉飾はいけませんよ。
 

[ 2010年7月 6日 ]
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