アイコン 東本願寺派の宗教法人 永宮寺(福井県)/破産 仏様もびっくり

永宮寺

(宗教法人)永宮寺(福井県あわら市市姫2-26-8、代表住職:太子堂正悟)は7月26日、第3者破産申立てにより破産開始決定を受けた。破産管財人は八木宏弁護士(電話0776‐22‐0168)。負債額は約4億円が見込まれる。

永宮寺は1392年開基の名刹で、蓮如上人ゆかりの寺。
同寺は2005年11月、自動搬送システムを導入した「はちす陵苑」納骨壇5000基を完成させた。インターネットによる参拝システムも取り入れた超近代的な納骨堂であったが、60基しか売れず、実質行き詰った。
そのため、納骨堂は施工業者の兼六建設(本社金沢市)が、競売の申立てを行い自己競落させ所有、一方、寺は、自動式納骨堂のシステムを開発した光洋自動機(本社横浜市)に所有権が移転している。
そうしたことから、宗教法人永宮寺を兼六建設が破産申し立てしていたものである。

代表の太子堂正悟住職は、浄土真宗東本願寺派(大谷派)の本山東本願寺の布教師や講師も務める。東本願寺の総務に訊ねてみたところ「東本願寺としては、個々のお寺さんの問題なので、一切かかわりを持ちません」という回答であった。Gooon 。
太子堂正悟住職が儲け話に乗り、納骨堂を作ったのであろうが、住職も人の子であった。
なお、契約者から既に納められたお骨は、契約者に返還されるという情けない話である。

  は ち す 陵 苑
所在地 福井県あわら市市姫2-26-8
連絡先 0776-73-0851
アクセス 芦原温泉駅
霊園種類 永代供養墓
価格
永代使用料 70万円(永代使用料、永代供養料、ご納骨壇、御影石銘板込み)
年間管理費 10,000円
 

[ 2010年8月 6日 ]
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