協業組合福島印刷センター/自己破産
協業組合福島印刷センター(福島市北矢野目渋田28-9、代表:菊田芳則)は9月30日負債額約9億円で自己破産開始決定を受け、債権者が判明した。なお、債権額は申請書に基づくものであり、今後変動する。
福島県の債権は、中小企業向けの設備高度化資金の制度融資であり、実質融資は中小企業基盤整備機構が約3/4、1/4が福島県の貸付となっている。
まだ2億17百万円も残債があったことから、導入した設備機械は最新式であったろうが、現在もあるのだろうか? 破綻前に売却処理していたら、場合によっては背任とも取れる。
債権者 | 債権額/千円 |
福島県 | 217,859 |
オリックス債権回収(株) | 174,165 |
秋田銀行 | 86,683 |
福島信用保証協会 | 77,975 |
福島県信用保証協会 | 64,725 |
三菱重工印刷紙工機械東部(株) | 32,184 |
(株)エス・ピー・エス | 22,439 |
東洋インキ製造(株) | 9,144 |
福島民友新聞(株) | 6,961 |
(株)日進堂印刷所 | 6,780 |
600万円以上
中小企業基盤整備機構は、日本振興銀行やNISグループとは全く関係のない国の機関である。念のため。
[ 2010年10月15日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/