野菜選別機製造の（株）ヒロシ工業（北海道旭川市工業団地５条３－５－１７、代表：佐々木靖文）は、９月２９日負債額約12億円で、民事再生法の適用申請を行い保全命令を受けたが、債権者が判明した。　　　　
同社は、大正１３年創業の佐々木蹄鉄所を前身とし、平成１４年８月法人化された農産物の選別機械メーカー。北海道の農産物のじゃがいもや大根など野菜類を洗浄から選果までを行うシステム機械類を、全農連、ホクレン、井関などを顧客に製造していた。
しかし、近年設備投資したものの売上高は伸ばず、逆に負担となり支えきれず今回の事態に至った。こうした農産物に関係した企業は、（支援するかどうかは別に）ホクレンや全農の資本を受け入れて経営されるべきであろう。
なお、債権額は申請書に基づくものであり今後変動する。