アイコン 11月は「建設業取引適正化推進月間」下請けを泣かせていませんか?/国交省 

建設協会大手ゼネコンさんは、サブコンさん・下請業者さんを泣かせていませんか? 官民問わず、自らが超安値でとったからといって下請さんにその押し付けをするのはやめましょう。特に・成建設さんや三・・・建設さんは評判がよくありません。

建設業の下請さんは、元請さんにいじめられても製造業者のように公取委にタレ込みはできません。それでも大手ゼネコンさん(大臣許可)は、地方整備局が少しだけ対応してくれたりします。
しかし、県知事許可の地元ゼネコンの下請さんは、元請にいじめられた時、県の建築指導課に話す必要がありますが、県は発注者でもあり、なかなか話が言い出せないのが実情です。福岡県では年間数件しかこうした問題の問い合わせはないそうです。その県の審査委員もまたいいころ加減な人たちばかりのようです。ですから問題になるのは、年1件か2件あるかないかだそうです。
こうしたことは公取委の設立より、建設業法の方が古く施行され、公取委は、建設業に関わる談合やカルテルは扱うものの、建設の下請けに関わる部分は公取委所管が外されていることに起因しています。・・・公取委の人が話していました。
いずれにしろ、建設工事には、直接材料費や直接労務費のほか、多くの間接労務費など諸経費が必要です。そういう必要経費を度外視して、ゼネコンさんは下請さんに対して「こんくらいでやって」「こんくらいにしないと出せないよ」は止めましょう。
11月は「建設業取引適正化推進月間」です。
ゼネコンさんも下請さんもともにいい正月を迎えましょう。
 

[ 2010年11月 5日 ]
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