アイコン 元「男鹿グランドホテル」の(株)なぎさ/特別清算

元「男鹿グランドホテル」経営の(株)なぎさ(秋田県男鹿市北浦湯本中里81、代表:鈴木實)は5月26日、秋田地裁において特別清算開始決定を受けた。負債額は約11億円。

同ホテルの経営会社である㈱なぎさは集客不足で経営に行き詰まり、平成22年4月会社分割。(株)海石榴という新会社を設立して、ホテルの営業権を移管して営業されている。
同社は解散することになっていた。こうした会社分割は、最大の債権者である金融機関が、ホテル事業を残すことを了承、不良貸付金だけを旧経営会社である(株)なぎさにそのまま残し、同社を法的に清算させ、不良貸付金を銀行からも落とすもの。
銀行は、以前は不良貸付金をバルクセールと称してハゲタカに身包み破格値で売却していたが、最近は金融機関も余裕が出てきて、再建させる方法を採っている。
 

[ 2011年6月 9日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •