アイコン 磐城造林(株)/民事再生申請

製材業の磐城造林(株)(福島県いわき市勿来町関田宮前36、代表:小野好郎)は1月27日、東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。申請代理人 は藤田浩司弁護士(電話03-3274-3805)ほか、監督員には、阿部信一郎弁護士(電話03-5157-2700)が選任されている。負債額は約9 億円。

同社は明治時代創業で、山林造営や土木建築用の製材加工を行ってきたが、市場規模の減少や木材価格低下により業績は低迷していた。
そうしたなか、昨年3月11日の東日本大震災で被災、更に本年1月17日には、製材工場から出火、約1,500平方メートルを消失してしまった。同社はそうしたことで資金繰りに行き詰まり、残った工場建屋などで事業を再興させるため今回の措置を取った。

[ 2012年1月30日 ]
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