アイコン 神戸市住宅供給公社/民事再生へ 負債約547億円

神戸市直営の神戸市住宅供給公社(兵庫県神戸市中央区雲井通5-3-1、理事長:石井陽一/元副市長)は2月10日、市の「都市計画総局外郭団体あり方検 討委員会」の報告を受け、本年中に民事再生法の適用申請を行い、賃貸事業は神戸市都市整備公社に引き継ぎ、同社は解散する予定。負債額は約547億円。

 同社は平成23年3月期で約21億の債務超過であるが、所有不動産を引き直せばかなりの評価損が出ると予想され、同社には今後、税金を200億円以上投下して清算する予定。
過去、粉飾決算の洗い直しを行い▲91億円の赤字を計上して債務超過に転落していた。
同社には従業員が100名あまり在籍しているが、どうするのだろうか。今まで存続させていたことが不思議である。不動産ミニバブル(平成16年~平成19年)の時に賃貸物件も含めた所有不動産をすべて売却しておれば、これほどの税金を投入することはなかったろう。大義名分はどうであれ、過去、資金を垂れ流してきた天下りのための公社である。ここに至っても石井理事長には、たんまり支払われていたはずだ。

[ 2012年2月13日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
サイト内検索