アイコン (株)村井商事/事業停止へ

村井商事繊維製品卸の(株)村井商事(大阪市中央区安土町2丁目5-5、代表:村井敏広)は2月10日事業停止、事後処理を弁護士に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約23億円。
同社は昭和61年創業の化繊・合繊系織物生地の卸や婦人服・子供服の製造・卸会社。

アパレルメーカーや繊維商社を主な取引先とし、中国に生産子会社を多数保有するなど事業を拡大していた。
しかし、為替変動リスクを抑えるために行ったデリバティブ取引で損失を計上すると業績が悪化したため、やむなく事業継続を断念し今回の措置に至った。
同社のHPには、取引先として、瀧定大阪、東光商事、フォーゲミナッツ、東光セブン、田村駒、コッカ、塚孝一商店、エム・シー・テキスタイル、伊吹、新興産業、丸池藤井、繊維専門商社などが掲載されている。

[ 2012年2月14日 ]
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