追報:「太閤坦カントリークラブ」の京都東山観光(株)/再生廃止 破産開始決定
ゴルフ場経営の京都東山観光(株)(京都市山科区川田梅ヶ谷町1-33、代表:北岡忠之)は3月1日、民事再生手続きの廃止決定を受け、破産手続きの開始決定を受けていた。破産管財人には、宮崎裕二弁護士(電話06-6363-1678)が選任されている。負債額は約82億円。同社は昨年9月大阪地方裁判所へ民事再生法の適用申請を出していた。
同社が経営していたゴルフ場は、「太閤坦カントリークラブ」東山コース(京都府京都市山科区川田梅ヶ谷町1、9Hール)と丹波コース(京都府船井郡京丹波町字上野41-6、18H)。
今後破産管財人がゴルフ場を二束三文で、第3者のゴルフ場会社などに売却して、会員は利用権発行のもとにプレーすることになると思われる(売れれば)。
太閤坦カントリークラブについては、過去次のような記事もあった。所有権が移転していなかったということは、決済されなかったのだろう。
太閤坦カントリークラブの東山コース(山科区、昭和38年開場)を、サービサーの(株)ア卜リウムが競売の申立てをして、平成20年1月23日に開札(5 社入札)、最高額は27億円を提示したワンオーシャン(株)(東京都)、2位人札は5億1000万円なので27億円は破格値。
しかし、落札会社は平成20年3月21日(代金納付期限)までに納付せず流れた。
同競売は事件番号「平成19年(ケ)第206号」で、売却基準価格は「1億1420万円」となっていた。
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