アイコン ミナミ(株)/民事再生申請

プリント基板表面実装用スクリーン印刷機のミナミ(株)(東京都府中市南町5-38-32、代表:村上武彦)は3月29日、申請処理を宮岡孝之弁護士(電話03-3264-1721)ほかに一任して、東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請した。
負債額は約30億円。

同社はプリント基板表面実装用スクリーン印刷機や半導体実装作業など業務とし、以前は36億円以上の売上高を計上していたが、リーマン・ショック以降、受注が減少して平成23年3月期の売上高は15億円大まで減じていた。
そうした中、平成21年に大手電子部品商社であるミタチ産業(株)(東証1部)が、業務提携をして支援に乗り出していたものの、既報のとおり3月22日ミナミが不渡りを発生させたことから、業務提携の解消を行っていた。
ミタチ産業(株)は同社の販売総代理店となっていた。
ミナミの技術力の評価は高く、重たい負債を軽減し、経営をスリム化すれば、民事再生の可能だろう。

[ 2012年4月 3日 ]
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