アイコン 老舗のアニメ制作会社(株)トランス・アーツ/破産手続き開始決定

映画・ビデオ制作の(株)トランス・アーツ(所在地:東京都杉並区井草** )は3月30日、東京地裁において破産手続きの開始決定を受けた。

破産管財人には、渡部 朋広弁護士が選任されている。

破産債権の届出期間は平成24年4月27日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成24年6月22日午後3時。

事件番号は平成24年(フ)第3871号。

WIKI:(株)トランス・アーツ

創業者で代表取締役の黒木衛(くろき まもる)はコマーシャルの撮影マン出身で、1965年にタツノコプロのテレビアニメ『宇宙エース』の撮影を経験したことから、アニメ業界入りし、2年後の1967年にアニメーションの撮影会社としてのトランス・アーツを弟の黒木敬七と共同で設立した。翌年1968年の東京テレビ動画社制作のテレビアニメ『夕やけ番長』の撮影を担当してからは、タツノコプロと東京ムービーの作品を数多く手がけた。そして、ズイヨー映像の制作管理スタッフが中心となって、1975年に日本アニメーションを発足させてからは、同社の作品をほぼ全て撮影して来た。この頃から、撮影専門スタジオから制作会社としての陣容を整え、演出・作画・仕上スタッフを抱えるようになり、シリーズの1話単位での下請けで制作を始める。その後、日本アニメーション制作のテレビアニメ『トッポ・ジージョ』『ジャングルブック・少年モーグリ』『ピグマリオ』『燃えろ!トップストライカー』『ママはぽよぽよザウルスがお好き』などでは制作協力として、ほぼシリーズまるごとの実質的な制作を行うまでになった。

撮影会社として他社の作品を手がける他、アニメ制作会社としても元請け制作を行う。関連会社には、ハートフィールド、宮崎アニメーションスタジオ、バリ・マーサなどがあった。

[ 2012年4月11日 ]
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