アイコン アジア特殊製鋼(株)/破産・債権者

稼動したばかり電炉のアジア特殊製鋼(株)(福岡県北九州市若松区向洋町43-1、代表:奥原征一郎)は4月11日、福岡地裁小倉支部において、破産手続きの開始決定を受け、債権者が判明した。なお、債権額は申請書に基づくものであり、今後変動する。
同社は、寿工業と韓国のポスコが主体となって平成19年7月に資本金45億円で設立された。
同社の生産工場は、約150億円を投じ船舶・自動車用の高強度鍛造用鋼塊を製造目的とした工場を建設、平成21年5月に生産開始した。
しかし、リーマン・ショックが同社に襲い、造船不況、円高で最新整備を導入しながら殆ど生産活動できないまま終止符が打たれた。
発足したばかりの北九州銀行は、思わぬ案件を山口銀行から引き継いだものである。消し込むのも大変だろう。

債権者
債権額/千円
福岡銀行 
3,880,921
北九州銀行 
3,732,028
みずほ銀行 
1,951,666
商工中金
1,478,748
中国銀行
1,463,750
伊予銀行 
975,833
福岡ひびき信用金庫
975,833
親和銀行
975,833
JA三井リース(株)
975,833
寿工業(株) 
864,149
日本GE(株)
756,445
中銀リース(株) 
408,474
東京センチュリーリース(株)
401,452
五洋建設(株)
376,425
大分銀行 
292,750
山口リース(株)  
274,638
三井住友銀行 
195,166
昭和リース(株)  
158,466
商工中金リース(株) 
89,023
大分リース(株) 
71,586
新生マテリアル(株)
20,660
中央爐材鑛業(株)
17,871
九州電力(株)
14,498
いよぎんリース(株) 
10,534
1,000万円以上
[ 2012年4月12日 ]
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