同社は、総合格闘技「Ｋ－１」の創始者で運営する（株）ライツコムの石井和義社長が脱税で逮捕され、同社の事業を引き継いだのが、（株）ＦＥＧ社であった。しかし、「Ｋ－１」人気も下火になり、今回の事態に至った。

平成１５年２月の新聞記事、
Ｋ－１の石井元社長を逮捕　脱税の疑いで東京地検特捜部
格闘技「Ｋ－１」の企画・運営会社「ケイ・ワン」の巨額脱税疑惑で 東京地検特捜部は、同社の社長だった石井和義容疑者を法人税法違反（脱税）容疑で逮捕した。 石井元社長は同法違反の罪で、すでに東京地裁に在宅のまま起訴されているが、特捜部は余罪について引き続き捜査していた。関係者によると、石井前社長は、平成１２年９月期までの２年間に数億円にのぼる所得隠しをしていたとされる。
石井社長は、平成１０年９月期までの２年間にも、外注費名目で架空発注したり、ＴシャツやタオルなどＫ－１関連商品の売り上げを一部除外したりするなどして 約１億６０００万円の法人所得を隠し、約６０００万円を脱税したとして在宅起訴されている。