アイコン 元、九十九島煎餅グループの(株)キュウ企画(佐世保市)/特別清算

元(株)九十九島観光ホテルの(株)キュウ企画(長崎県佐世保市鹿子前町740、代表清算人:松田俊夫)は8月7日、申請処理を川口珠青弁護士(電話092-752-7878)に一任して、長崎地裁佐世保支部において、特別清算の開始決定を受けた。

負債額は約26億円。

九十九島グループは、金融機関がバブル時代、儲かっていた九十九島煎餅に擁していたため、借りてくれ借りてくれと購入物件や案件まで持ち込み、煽て られ、借りたものの、バブル崩壊後は、不動産価格が下がり、担保価値がないと返せ返せと金融機関に攻め立てられていた。銀行により九十九島グループは解体 され、儲け頭の煎餅部門は、鳥取のお菓子屋さんの寿スピリットに売却された。2012年3月期でも寿スピリットの九十九島煎餅部門は28億89百万円の売 上高を計上し、1億47百万円の営業利益を上げている。

当該の(株)九十九島観光ホテルは、本年3月、会社分割し、現業部門を九州中小企業支援ファンド投資事業有限責任組合(大分銀行系の事業再生ファン ド)が100%出資した(株)ケイエスエフに営業権を譲渡。(株)九十九島観光ホテルは(株)キュウ企画に社名変更し、不良資産・負債管理会社となり、消 滅処理を行うだけとなっていた。

(株)ケイエスエフは、(新) (株)九十九島観光ホテルに社名変更して、何もなかったように営業されている。返せ返せと攻め立てていたのは大分銀行ではない。

[ 2012年8月21日 ]
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