アイコン 老舗の麩製造(株)シバタ(福岡)/破産開始決定 元黒門市場

 

 

老舗麩製造業者の(株)シバタ(福岡市早良区野芥4-47-5、代表:柴田健治)は8月6日、福岡地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、平岩みゆき弁護士(電話092-712-0266)が選任されている。

負債額は約5億5千万円。

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同社は元々福岡市の黒門市場で昭和3年創業した生麩・焼麩の製造会社。その後、昭和54年城南区梅林に工場移転、昭和59年には現、本社兼工場を完成させていた。販売は、食品商社に通じて全国へ卸され、平成14年7月期には7億円以上の売上高を計上していた。しかし、その後は麩の需要は低迷し続け、売上不振に、本社兼工場建設投資の借入金も重たくなり、原材料高もあり、先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。

以前は吸い物によく麩が入っていたものだが、最近の食卓では見たことがない。精進料理、盆正月料理だけでは売上高の伸張は望めなかったのだろう。

非正規雇用世代が年齢を重ねる中、1億人総活躍=働けの大号令で、働く人たちが増加し続けた結果、ゆとりもなくなり、食生活も大幅に変わり、日本の伝統的な食材は食卓から消えていく、これが治世者が言うところの美しい日本の実態なのだろう。

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[ 2018年8月 7日 ]

 

 

 

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