アイコン チョ・ゴク氏記者会見 娘の不正関与否定で乗り切る構え

 

 

与野党は当初、2~3日にチョ氏の人事聴聞会を開くことで合意したが、チョ氏の娘が高校時代に医学論文の筆頭著者に名を連ね、大学に不正入学したとの疑惑などに関して誰を証人として呼ぶかで対立。
聴聞会の開催が事実上困難になったことを受け、チョ氏の要請で記者会見が開かれた。

チョ氏は「改革・進歩主義の立場で中心となって主張してきたが、徹底することができなかった」と述べた。
また「若者世代を失望させ、傷つけた」とし、「法的な問題とは別に、学生や国民に申し訳ない」と謝罪した。
その上で、「文在寅政権の2人目の法務部長官として(候補に)指名されたのは、社会改革に積極的に参加してきた学者として、また民情首席秘書官の任務を通じ、権力機関改革の責任を全うした公職者として、法務部長官の役割を果たせという意味と考える」と強調。政権が交代しても元に戻らない改革を行うことを誓うとした上で、法務部長官に就任する機会を与えてほしいと呼びかけた。

一方、名門大学に不正入学した疑いが持たれている娘や、私募ファンドに関与したとされる家族などと関連し、「虚偽事実により攻撃することをやめてほしい」と述べ、責任は自身にあると強調した。

私募ファンドへの関与については、同ファンドへの投資は法的に問題ないことを確認してから行われたもので、投資者の構成や運営については関与しておらず、不正がなかったと説明した。
(それを判断するのはチョではなく検察、こういった発言が検察への圧力にもなる)

娘がソウル大大学院に在学中、奨学金を不正に受給したとされる疑惑については、奨学金を申請したことはなく、奨学金運営団体側から受給対象者に選ばれたという連絡があったとし、娘が返却を申し出たが返却はできないと言われたと説明した。
(その後、釜山大学でも奨学金を3年間受給している。)

娘が高校在学中に檀国大医学部の研究所で2週間インターンとして勤務しただけで医学論文の第1著者に名を連ね、名門・高麗大への入学に有利に作用したとする疑いについては、「当時は第1著者と第2著者の判断基準があいまいで、担当教授の裁量が大きかったようだ」と説明。担当教授の連絡先も知らず、連絡したこともないとし、自身の関与を否定した。
(当然、著名学術論文として公表されており、チョは知っていたはすだ、娘は英語系高校に通っており、2週間医学研究所にインターンしただけで、論文が第2著者だとしてもその能力が無いことはあきらかだ。検察は関係大学・教授らにも捜査・捜索し、海外にいる大学教授にも帰国して捜査に協力するよう求めている。)
以上、

娘は18歳の3年生の時、2008年に檀国大に2週間インターン、2010年に高麗大学に随意に入学している。2回入試に失敗した可能性が高い。
高麗大学を卒業し、その後、ソウル大大学院⇒釜山大大学院へ入学している。
文在寅氏の大統領専門医師は釜山大教授(医師)とされ、娘に関係した教授が、大統領府に仲介したと仲介者の証言しているTV放送がなされていた。

説明がちゃんと説明になっていない。
すでにマスコミが細かく調査報道しており、高校から大学生の間の娘の疑惑は自らに関係ないとするには、あまりにも親としてイイコロ加減で、説明責任も果たしていない。問題が大きすぎる。
それでも文在寅大統領は、その特権により就任させるようだ。
検察改革に必要な人材だとしているが、検察の何が不満なのかも定かではない。チョ氏は大学教授時代から、金持ちの江南左派の硬派として知られているという。


 

[ 2019年9月 3日 ]

 

 

 


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