アイコン 韓国次世代戦闘機 KFX 11月から試作機製造開始へ 超ドQ自慢

 

 

韓国メディアは27日、韓国空軍の次期主力戦闘機を国内技術で開発する「韓国型戦闘機(KF-X)」事業が、試作機製作段階に入ったと報じた。

<米国から拒否された5つの核心技術>25技術の供与は認めている。
米国から拒否された5つの核心技術を韓国は、イスラエルなど欧州3ヶ国から技術導入を交渉中、および国産化を図っている。
1、能動電子走査式地位配列(AESA)レーダー
2、赤外線探索追跡装備(IRST)、
3、電子光学標的追跡装備(EOTGP)、
4、電磁波妨害装備
5、上記等の戦闘モード統合技術。

上記4技術を個別に導入や開発したとしても、米国が技術提供を許可した25技術とのシステム統合も難関、さらに超核心の戦闘モードでの統合システム技術は、米国でさえ、改良を進めるなか膨大な開発時間と費用を擁しF35の完成の大幅遅れと価格を大きく押し上げる原因にもなった。

韓国メディアは27日、韓国空軍の次期主力戦闘機を国内技術で開発する「韓国型戦闘機(KF-X)」事業が、試作機製作段階に入ったと報じた。

<米国から拒否された5つの核心技術>25技術の供与は認めている。
米国から拒否された5つの核心技術を韓国は、イスラエルなど欧州3ヶ国から技術導入を交渉中、および国産化を図っている。
1、能動電子走査式地位配列(AESA)レーダー
2、赤外線探索追跡装備(IRST)、
3、電子光学標的追跡装備(EOTGP)、
4、電磁波妨害装備
5、上記等の戦闘モード統合技術。

上記4技術を個別に導入や開発したとしても、米国が技術提供を許可した25技術とのシステム統合も難関、さらに超核心の戦闘モードでの統合システム技術は、米国でさえ、改良を進めるなか膨大な開発時間と費用を擁しF35の完成の大幅遅れと価格を大きく押し上げる原因にもなった。

ましてや、米国のMD統合システムと連動する米戦闘機、韓国が独自のMDシステムを構築するしかなく、米軍との共同作戦では、連動させるには困難が待ち受ける。
(韓国は中国に対して「3不の誓い」を表明し、米国のMD体系に加担しないと言明している。搭載空対地や空対空、空対艦ミサイルは韓国軍の単独プレーとなる?)

韓国の防衛事業庁は、電子光学標的追跡装備と電磁波妨害装備を統合する技術は国産技術で開発できるとしている。
(韓国のKFX事業は、インドネシアも共同開発国、NATO加盟国がロシア・中国と深く関係しているインドネシアとの開発事業に対して、有償でも技術供与するとは考えられないのだが・・・)

国防科学研究所(ADD)関係者はAESAについて、「ADDが技術を保有し、ハンファシステムが製造し、世界で11番目のAESA開発国になった」とすでに自慢している。
国産AESAレーダーを試験評価したイスラエルのエルタ社はイスラエル製よりも優秀だと評価したという。
しかし、AESAレーダーは現在ハードウェアの85%程度、来年に完成するという(完成するのは搭載型と見られる)。
今春にすでにイスラエルで地上・空中試験を終え、11月から韓国で空中試験に入る。2023年からはKFX試作機にも搭載して最終テストをする予定。
(←中央日報、ハードウェア85%段階で試験が行えるのだろうか?。内容が前後して何かおかしい)

韓国産AESAレーダーは5ミリの大きさのモジュール1088個を円形板に打ち込んだもの。各モジュールがレーダー波を出してそれぞれ標的を探知。このレーダーは電子的にレーダービームを照射し、数十個の標的を同時に探知・追尾。探知距離は110キロ超。
ステルス性能は、計算ではレーダーに0.5㎡の大きさの飛行物体に見えるという。F35Aは0.05㎡だが相当低い数値。
KFXは65%を国産化、1機あたりの生産単価は800億ウォンを予定している(日本のF35Aの1機あたりの単価は140億円/トランプのカモ価格で導入)。

<4.5世代KFX事業>
KFX戦闘機開発プロジェクト:F-4、F-5機の老朽化に伴う次世代型戦闘機を国産開発する事業、開発費と量産費用に18兆ウォン、計120機(第一次)を生産予定。

2001年3月、金大中大統領(当時)によりKFXの開発計画が発表された。
2016年1月、韓国航空宇宙産業(KAI)が主管し韓国型戦闘機KFX事業を開始。
2018年6月、基本設計が完了、
現在、ハードウェアとソフトウェアの詳細な設計をもとにした部品製作段階。
これまで風洞試験や主要系統モデルの最新化、分野別の設計と解析などを通じて、持続的に形状を改善。
2018年11月、試作機製作開始(胴体・機器KAI担当/エンジンはGE製導入)。
2021年上半期、試作機1号機完成予定
2022年上半期、飛行試験開始、
2026年、空軍へ第1次として8機納品計画。

10月に京畿道城南市のソウル空港で開催される「ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会(ADEX)」に韓国型戦闘機の実物大「模型」が展示される予定。

開発費だけで計8兆8304億ウォン(約8千億円)が投入される同事業には、インドネシアも共同開発国として参加している。
(開発予算の20%をインドネシア拠出計画/しかし、財政難で拠出が滞っている。韓国はインドネシアへ軽戦闘機や潜水艦などの兵器を売却している)
以上、

KAIは、「今回の事業で韓国の戦闘機開発能力が、英国やフランスを凌駕することになった」とまだ試作機すら造っていない段階から、いつもの超ドQ自満、計画通りいく保証はどこにもない。
一応、飛ばす水準は確保しようが・・・・。
韓国と関係が深く大型工場進出している東レ、高品質炭素繊維は同社が納品することだろう。韓国の炭素繊維会社の製品の品質は劣るが安く、東レも出資している。自動車向けと戦闘機向けは品質レベルの次元が異なる。

↓KFX共同開発事業調印式の様子(対インドネシア)
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<KFX4.5世代戦闘機>
最新デザインではステルス性能を高めるため、ミサイル収納方式に改められている。
韓国開発したT-50練習機、軽戦闘機に改修しフィリピンやインドネシアに輸出している。しかし、実態はロッキードの技術導入によるもので、輸出には米国の認可が必要。
もしも性能評価通りKFXが完成すれば、輸出も目的としており、安価なため、韓国の防衛産業は飛躍的に成長することになる。

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[ 2019年9月28日 ]

 

 

 


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