アイコン 米ISM製造業景況感指数 47.8 10年ぶりの低水準 米景況悪化

 

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米国は、トランプが中国に対していくら経済制裁しても、米国の旧来の製造業を回復させようとしても時代錯誤、逆に中国から輸入しているありとあらゆる半製品・部品などが大きく値上がりし、製品価格に転嫁するにも限度があり、製造業の利益を損ねいている。
不動産屋の感覚ではグローバル化した製造業を理解できない。

米サプライマネジメント協会(ISM)が1日発表した9月の米製造業景況感指数は前月比▲1.3ポイント低下の47.8と、2009年6月以来10年3ヶ月ぶりの低水準となった。
景気拡大・縮小の判断の境目となる50を2ヶ月連続で割り込んだ。
中国との激化の一途の貿易戦争や海外景気の減速を受け、米製造業の景況感が急速に悪化している。

発表を受け、トランプ米大統領は、批判の矛先を米連邦準備理事会(FRB)に向けた。「私が予想した通り、(議長の)ジェイ・パウエルとFRBはドルをすべての他通貨に対してあまりに強くし、製造業は悪影響を被っている」とツイッターに投稿、改めて米政策金利が高すぎると指摘した。
ダウ・ジョーンズまとめの市場予測では50.1程度が見込まれていたが、大きく下回った。
FTNファイナンシャルのクリス・ロウ氏は「指数が46を下回ると景気後退を意味する。製造業の景況は極めて危険な水域にある」と分析した。

指数を構成する5つの項目のうち
「新規受注」は+0.1ポイント上昇の47.3とわずかに上向いたが、
「生産」は▲2.2ポイント低下の47.3、
「雇用」も▲1.1ポイント低下の46.3となった。

10月1日米株式市場では、米製造業の業績悪化を警戒した売りが拡大、ダウ工業株30種平均は、前日比343ドル安の2万6573ドルで引けた。
機械など資本財、石油、輸送など景気敏感とされる銘柄の下げが目立った。

ISM調査での回答企業のコメントで、
電子機器・部品業界は「景気は後退し始めているようだ。関税が深刻な混乱を生んでいる」、
プラスチック・ゴム製品業界は「受注が減っており、労働力を10%減らした」
など景気後退を示唆する声が目立った。
以上、

FRB金利は万能薬ではまったくなく、端に借入コストを軽くするだけで心理的な期待側面が強い。また、トランプが望むドル安期待も世界経済を自ら低迷させている中、基軸通貨として機能するドルは簡単には安くならない。それほど各国の経済指標は悪化し続け、各国の通貨は弱くなっている。
世界経済が低迷する中、米製造業の製品価格は関税で押し上げられ、よほどの必需製品で無い限り、どこの国も購入することは無い。
武器商人のトランプが売りつけた兵器以外は・・・。
ただ、ドル安誘導ならば、緊急避難貨幣である円とスイスフランは為替高になり、輸出貿易では不利になる。

韓国のように為替安を回避するためわざわざ数十億ドルのドル買いを行った韓国銀行もある。企業にあっては、為替安は貿易黒字拡大で大喜びだが、外資に依存した脆弱な財政では金融危機も懸念され、介入するしかない。
1200ウォンのマジノ線を越えた場合、介入を期待して外資が証券投資を拡大させ、韓国証券総合指数を押し上げる効果が繰り返されている。
ただ、今回は頼りの中国の不振から輸出低迷が続き、加えて内需も不振、介入してもすぐ押し戻され、1ドル:1200ウォン攻防が繰り返されている。


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[ 2019年10月 2日 ]

 

 

 

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