アイコン 郡山の工場から劇物シアン化ナトリウム流出 20Kペール缶と容器内 MTI

 

 

福島県郡山市は16日、台風19号による浸水で、金属表面処理を行う株式会社エム・ティ・アイ(福島県郡山市富久山町福原字上台11-1)の工場から有毒のシアン化ナトリウムが流出したと発表した。
流出量は分かっていないが、市保健所は、工場で復旧作業中だった社員も含めて「現在のところ、健康被害は報告されていない」としている。
 シアン化ナトリウムは、水や酸などと接触すると、「青酸ガス」を発生する。保健所などによると、薬品の管理簿が流出したことからシアン化ナトリウムの保管量が分かっていない。

最大20キロのシアン化ナトリウムを保管できるペール缶一つと、計15立方メートルの容量を持つ金属表面処理設備二つから流出したとみられるという。

浸水が引いた同日午後4時、市環境保全センターの職員が水質汚濁防止法に基づいて同社に立ち入り調査。
工場排水口の調整池から採取した水を調べたところ、午後8時に排水基準の1リットル当たり0.5ミリグラムを大きく超える23ミリグラムが検出されたという。
以上、

50年に一度、100年に一度、想定外だとしても、管理責任は同社にある。まずは防災服でペール缶を探すことだろう。
経口致死量は成人の場合200~300mg/人と推定されている。

 

[ 2019年10月17日 ]

 

 

 


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