アイコン 文大統領支持率 韓国ギャラップ39%とリアルメーター45%の温度差

 

 

世論調査会社の調査は質問の仕方しだいで大きく変動する。朝鮮日報によると、リアルメーターが政権に批判的な指数が高いとして大統領府からクレームをつけられ、質問の内容を変えたところ、支持指数が大幅に上昇し、リアルメーターは言いなりになったと批判していたほど。

韓国ギャラップが18日発表した世論調査が文在寅大統領の支持率が39%に低下し、就任後の最低を更新したと発表した。14日に大統領は、側近の曺国(チョ・グク)法相の辞任について謝罪を表明していた。支持率は、前週の43%からさらに低下した。
支持しないとの回答は53%に上った。

韓国ギャラップが15~17日に全国の有権者1004人を対象に調査し、18日に発表した文大統領の支持率は39%で、前週の43%に比べ4ポイント下落した。
不支持の主な理由として、経済失策や人事が挙げられた。

文政権にとっては、景気低迷や日本との貿易戦争、北朝鮮が南北協議に応じないことなどに加え、曺氏の辞任もさらなる重しとなった。
文大統領は、曺氏の親族が金銭疑惑などで司法当局の捜査を受けているにもかかわらず、同氏の法相任命を9月9日に強行。
曺氏が自身の影響力を利用して娘を有名大学に不正入学させたとの報道に学生らが反発し、抗議デモは大学のキャンパスにも広がっていた。
文氏の支持率は2017年5月の就任時には80%を超えていた。それは朴大統領が青瓦台の影武者なっていたオカルトの崔順実ゲート事件で弾劾を受け、その反動から、野党の文在寅氏が大統領選で圧勝した。しかし、朴前政権の反動の良薬も経済を悪化させ効果もなくなり、韓国でも不正宝庫・タマネギ男と揶揄されたチョ氏の法相任命を強行し、化けの皮がだんだん剥がされてきている。

<リアルメーターは・・・>
一方、政権に対してゴマ摺り棒を持ったリアルメーターは、14~16日に全国の成人1503人を対象に実施した世論調査で、文在寅大統領の支持率は、前週に比べ+4.1ポイント上がった45.5%となり、2週連続の下落から上昇に転じたと発表した。不支持率も▲4.5ポイント下落した51.6%だった。
リアルメーターの数値は、政権には弱く、ブレは大きく、当てにならないようだ。それも調査依頼会社に対して、忖度した数値を意図的に発表しているのだろうか。忖度していつも調査をかけてもらい金をもらった方が経営になると思っているのだろうか。

韓国メディアの報道自体もガセネタ記事やヤラセ報道も多く信用ならない。
しかも、文大統領でさえ、9の悪材料を無視して1の情報により経済は回復基調にあり好調宣言する次第。その火消し役を韓銀総裁が金利を下げることでその役割を果たしている。
大統領府が良いことばかりを報告して、文大統領に原稿を読ませているのか、文大統領自らが1点でも良いことがあればそれだけを報告せよとしているのか、経済音痴にしてもゴマ摺りスタッフしか置かず、手が付けられない。

[ 2019年10月19日 ]

 

 

 


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