アイコン 追報:伊勢原の温泉旅館(有)天野屋(神奈川)/民事再生申請 営業継続中

 

 

既報。伊勢原温泉ニュー天野屋の(有)天野屋(神奈川県伊勢原市西富岡1067、代表:天野公平)は10月21日、横浜地裁小田原支部へ民事再生法の適用を申請して監督命令を受けた。監督員には、加藤勝弁護士(電話0465-21-3121)が選任されている。

同社は昭和15年創業の老舗の温泉旅館「伊勢原温泉ニュー天野屋」の経営会社。本館と新館2棟を擁し以前は多くの団体客や紅葉で有名な観光名所である大山にも近く、日帰り客も集客していた。

しかし、不況により集客の減少が続き、令和元年5月の決算では1億円を割り込む売上高まで減少、過去の新築費用などの負債も大きく、資金繰りにも窮するようになり、抜本的に財務体質を改善するために今回の申請となった。

追、大手に身売りしないのであれば、民事再生下では集客アップのこれまでの何倍も努力が必要だろう。旅行会社とタイアップして積極的に温泉誘客、大山登山の体験旅行などを企画してインバウンド効果を享受する必要もあろう。客さえ増えれば明日が見えてくる。

[ 2019年10月29日 ]

 

 

 


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