アイコン 要約版 (株)セーフティーアイランド(兵庫)/民事再生申請 負債約50億円

 

 
 

破綻企業名:(株)セーフティーアイランド
所在地:兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町16-7、
代表者:滝谷繁氏
設立:2001年(平成13年)6月
資本金:2100万円
業種:建設廃材や汚泥など収集や中間処理・リサイクル業者
売上高:平成28年3月期は約31億円/平成30年3月期は約25億円
従業員:約20名

破綻日:申請日と保全命令日は令和元年10月30日
破綻事由:神戸地方裁判所へ民事再生法の適用申請、財産保全命令と監督命令を受ける。
申請代理人:軸丸欣哉弁護士(大阪市中央区北浜3-6-13、弁護士法人淀屋橋・山上合同、電話06-6202-4776)ほか。
監督員:石橋伸子弁護士(神戸市中央区江戸町98-1、弁護士法人神戸シティ法律事務所、電話078-393-1350)。
負債額は約50億円。
債権者説明会:11月6日午後4時から神戸市産業振興センター・ハーバーホール(神戸市中央区/電話:078-360-3200)にて予定。

破綻経過:
同社は平成13年6月設立の宝塚市にある砕石・骨材販売業者の産業廃棄物中間処理工場を分社化した会社。大手ゼネコンから建設廃材・汚泥などの処理を受注し、平成28年3月期には約31億円の売上高を計上していた。しかし、競争激化から採算性を悪化させ、売上高も平成30年期には約25億円まで落ち、8千万円あまりの赤字を露呈、産業廃棄物の中間処理施設の設備投資に伴う借入金も重たく、資金繰りに窮するようになり、財務内容を抜本的に改善させて再建を図るため、今回の申請となった。なお、大栄環境グループがスポンサー候補としてあがっている。
同社は、民事再生申請のため、事業は継続して行われている。

追、2006年2月の報道、
パチンコ店出店を巡る兵庫県宝塚市の汚職事件で、収賄容疑で逮捕された宝塚市長の渡部完容疑者(当時47)が「相手が下心を持っているのを分かっていて、車を受け取った」と容疑を認める供述を始めたことが27日、神戸地検特別刑事部の調べで分かった。
特刑部は28日にも逮捕した3人を贈収賄罪で起訴し、携帯電話の提供を受けた新たな収賄容疑でも渡部容疑者を再逮捕する方針。
渡部容疑者はパチンコ店経営会社社長の福田宰治容疑者=贈賄容疑で逮捕=らから、パチンコ店出店に絡んで便宜を図る見返りに高級車「セルシオ」(約800万円相当)を受け取った疑いで逮捕された。
また、神戸市の産廃処理会社「セーフティーアイランド」社長、北尾夏樹容疑者(当時60)=贈賄容疑で24日に逮捕=からは、2003年9月から2005年12月までの間、携帯電話2台の提供を受け、通話料など約39万円の利益供与を受けたとされる。
以上、

当逮捕で、リーマンショック前の建設好景気時期での信用失墜から、設備投資の借入金の返済が進まず、その後の建設不況、その後のアベノミクスで受注が回復してきたものの、競争激化や大手ゼネコンの安値発注により採算性は悪く、借入金の重圧に耐えられなかった。
 

[ 2019年11月 1日 ]
 

 

 


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