アイコン 三井住友建設 中間決算 増収減益 受注状況・受注残つき

 

 

建築6割、土木4割の同社は中間期について、官公庁からの工事受注が減少したほか、民間住宅投資も減少トレンドにある。

また、建設需要や建設労働者の逼迫などを背景とした資材・労務コストの変動については、引き続き、注視すべき状況が続いているとしている。
 
同社は、官庁工事の受注は減少しているが、官民では豊富な受注残を抱えており、追って台風被害における河川改修工事等が大々的に発注される。また、これまで全国津々浦々にばら撒かれていた公共投資は調整され、掛け声だけで放ったらかしの国土強靭化政策が20東京五輪後の安倍政権の目玉として打ち出されよう。
 
洪水対策は、どうせやるなら、曲がりくねった河川そのものを、運河を通すくらい考慮して改修すべきだろう。これまでどおり、赤字国債を切れば予算などいくらでも青空天井で調達できる。
ハザードマップの濃い色で人口密集地・工業団地の集積地などに所在する河川を、優先的に行うべきだろう。
また、これまでの大雨で、河川の底が浅くなっており、雨が少ない冬場に河川の土砂の除去も必要ではないだろうか。来年もまた同じような台風・大雨はある。それが異常気象だ。
 
お坊ちゃまの政権者は下関市が全域浸からなければ身に染みて感じないのかもしれない。
気象庁が、50年に一度、100年に一度を乱発する前にお金は有効に使うべきだろう。供えあれば憂いなし。

 

三井住友建設 第2四半期(中間決算)
連結/百万円
売上高
営業利益
←率
経常利益
株主利益
19/3期Q2
191,682
12,519
6.5%
12,491
8,815
20/3期Q2
211,006
12,171
5.8%
12,025
7,923
20Q2/19Q2比
10.1%
-2.8%
 
-3.7%
-10.1%
20/3期予想
460,000
26,500
5.8%
25,000
16,000
20予/19期比
2.5%
-9.3%
 
-13.4%
-15.0%
19/3期
448,758
29,217
6.5%
28,862
18,828
18/3期
417,310
30,584
7.3%
28,463
20,723
17/3期
403,908
27,941
6.9%
26,174
17,035
 

 

単体/百万円
受注額
前年同期比
 
20/3
19/3
 
49月
49月
土木官庁
18,863
34,836
-45.9%
土木民間
27,504
9,592
186.7%
土木海外
-411
22,933
 
土木計
45,956
67,361
-31.8%
建築官庁
6,194
10,236
-39.5%
建築民間
102,042
116,508
-12.4%
建築海外
711
2,363
-69.9%
建築計
108,947
129,107
-15.6%
国内官庁
25,057
45,072
-44.4%
国内民間
129,546
126,100
2.7%
海外工事
300
25,296
-98.8%
工事合計
154,903
196,468
-21.2%
インフラ
 
 
-11.4%
不動産事業
 
 
2.6%
受注総計
154,903
196,468
-21.2%
繰越工事高(=20/3期中間期末の手持工事算高)単体
 
受注残額
前年同期比
 
20/3
19/3
土木官庁
144,498
168,524
-14.3%
土木民間
62,323
28,386
119.6%
土木海外
98,749
56,739
74.0%
土木計
305,570
253,649
20.5%
建築官庁
46,918
24,900
88.4%
建築民間
365,316
287,374
27.1%
建築海外
10,521
5,476
92.1%
建築計
422,755
317,750
33.0%
国内官庁
191,416
193,424
-1.0%
国内民間
427,639
315,760
35.4%
海外工事
109,270
62,215
75.6%
受注残計
728,325
571,399
27.5%

 

[ 2019年11月18日 ]

 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

関連記事

 

 



PICK UP


PICK UP - 倒産