アイコン 北朝鮮に利用されてばかりの韓国 ワシントンで金剛山観光推進と

 

 

北朝鮮は「金剛山にある現代が所有する観光施設資産を撤去する」と脅迫、これに対し協議を求める韓国に対して、「その必要はない。言いたいことがあれば、文書を送れ」としている。

今年2月の米朝首脳ハノイ会談、韓国と米国は事前に調整し、核施設廃棄の引き換えに開城工業団地と金剛山観光の再開を北朝鮮に提案したが、北朝鮮が制裁の一括解除を要求し、これを拒否したことが今回明らかになったと韓国紙が報じている。

米国で対北朝鮮政策を担当する政府高官が20日明らかにしたところによると、2回目の米朝首脳会談前に韓国と米国は事前協議を行い、北朝鮮制裁の例外条項として、開城工団と金剛山観光再開を認めることで合意し、これを北朝鮮に提案した。

しかし北朝鮮は、寧辺核施設廃棄の見返りとして経済協力の障害となっている制裁の一括解除を要求し、米国の提案を拒否したという。

これと関連して、訪米中の金錬鉄韓国統一部長官は20日、ワシントンの平和研究所で開催された「コリア・グローバル・フォーラム」の基調講演で、「北朝鮮は、金剛山を『国際観光地帯』として造成するため、老朽化した施設を撤去するよう韓国政府と事業者に要求してきた」、「変わりつつある条件と環境を考慮した上で、金剛山観光を積極的に推進していきたい」などの考えを示し、北朝鮮が進める「国際観光地帯」に同調する発言を行った。

金長官は、さらに「米朝間で早期に信頼を構築しなければならない」とした上で、そのための方策として「停戦体制を恒久的に平和体制に転換し、米朝間のあらゆる敵対行為を中断して、北朝鮮制裁を緩和するなど、創造的な方策が必要だ」などとも訴えた。

以上、韓国紙参考

 

北朝鮮の代理人の文政権の長官の発言としては当然のことだろう。

金錬鉄は、就任前に文正仁大統領特別補佐官から、「自分より比べものにならないくらい北朝鮮愛の強硬派が就任する」と期待された発言により、強打のジャブを打たれていた。

しかし、これまで目立つ動きはなく、実績では、直近の北朝鮮からの亡命希望者の強制送還だけだろう。この案件は、国連条約違反になり、国連が韓国政府を調査することになっている。

金剛山観光施設については、現代財閥が2000年代に入り建設したもの。決して老朽化した建物ではない。北朝鮮も「建築物は朝鮮に似合わない陳腐な建物だ」と中傷した撤去事由を述べている。ここでも息をするように嘘を吐く韓国の長官。

文在寅大統領のスピーカー役の文正仁(大統領・統一安保外交特別補佐官)は、今年4~5月だけ静かだったが、米国大使任命を米国側からアグレマンを発動され断られ、相当、頭に来たようで、再び、米批判をエスカレートさせ、最新では中国まで出かけて米批判を行っている。

北朝鮮の核廃棄と制裁は国連の決議事項、現状維持で恒久的平和体制などあろうはずもなかろう。金錬鉄長官の発言は、条約を紙切れと称する文正仁と同じく、北朝鮮の核容認派であることをさらけ出したものになっている。

以上、

 

トランプも目先利益ばかりで節操がない。国連決議違反は米中露が解除しようにも、拒否権を持つ英仏が同調しない限り、解除されない。米トランプと英仏の首脳はトランプがNATO会議で直接八倒したNATO負担金問題と仏とはEU貿易問題で対立している。

今度、米朝首脳会談があった場合、トランプはそれに加えて終戦宣言に言及するという。大統領選挙を控え、北朝鮮からも選挙の利になる成果が欲しくなってきているはずだ。韓国文政権の思う壷になってきている。

そのためには、文政権はトランプを喜ばせる米軍駐留経費負担金で大幅に譲歩する可能性すらある。不動産屋トランプのケチの付いた不動産取引のようだ。

(文正仁は韓国に駐留する国連軍解体を叫んでいる)

 

 

[ 2019年11月22日 ]

 

 

 


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