怖い梅毒の患者 女性の1割が妊婦 都道府県別 今年の発生状況
国立感染症研究所の調査で、性感染症の梅毒にかかったとして、今年前半に報告された女性の患者のうち、1割近くが妊婦だったことが分かった。
国内では近年、梅毒の患者が増えているが、妊婦への感染の実態が分かったのは初めて。
梅毒は、発疹などが出て、治療しないでいると神経の麻痺や血管の破裂を引き起こす細菌性の感染症で、今年報告された患者数は、3日に発表された11月24日までのデータで5957人と、この20年間で最も多かった昨年に続いて2番目の多さになっている。
梅毒は、妊婦が感染すると、子どもの目や耳などに障害が出るおそれがあり、今年1月からの半年間に報告があった女性の患者、1117人について、国立感染症研究所が調べると1割近くの106人が妊婦だったことが分かった。
調査の中で、6ヶ月のうちに性風俗産業で仕事をしていたかと質問したところ、61人が回答し、56人はしていなかったと答えたという。
また、妊娠初期には感染しているか検査が行われるが、感染が確認されたのが妊娠20週以降の人が26人もいた。
妊婦への梅毒の感染の実態が分かったのは初めてで、国立感染症研究所は、「夫やパートナーから感染した可能性があり、コンドームなどでの予防が重要。適切に治療すれば赤ちゃんへの影響を防げる可能性もあるので、症状がある人は早めに診察を受けてもらいたい」としている。
妊娠する前に、どちらかが以前から持っていないかどうか、最近遊んで感染していないかどうか調べましょう。梅毒に感染すると昔は鼻がもげるといわれていた怖い感染病だ。
日本の梅毒患者数
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2019年第46週累計
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(1月1日〜11月17日)
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国立感染症研究所版
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総数
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5,817
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北海道
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121
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青森
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29
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岩手
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24
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宮城
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65
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秋田
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22
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山形
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21
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福島
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79
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茨城
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96
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栃木
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54
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群馬
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66
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埼玉
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186
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千葉
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127
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東京
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1,492
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神奈川
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246
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新潟
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40
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富山
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23
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石川
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10
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福井
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11
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山梨
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10
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長野
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61
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岐阜
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71
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静岡
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98
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愛知
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316
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三重
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65
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滋賀
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29
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京都
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100
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大阪
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930
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兵庫
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256
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奈良
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65
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和歌山
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17
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鳥取
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15
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島根
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8
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岡山
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174
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広島
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122
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山口
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55
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徳島
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27
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香川
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45
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愛媛
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66
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高知
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18
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福岡
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242
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佐賀
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19
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長崎
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33
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熊本
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123
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大分
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38
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宮崎
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18
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鹿児島
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49
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沖縄
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35
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梅毒は怖い、お互いの幸せのために息子に帽子をかぶせましょう
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