アイコン 11月の米自動車販売状況 1.9%増の141万台 日本勢健闘

 

 

11月の米自動車販売台数はブラックマンデーの年末商戦入りで、9月・10月と前年比でマイナスだったものの、プラスに転じた。

米国ではセダン型乗用車は1~11月累計でも▲9.8%も減少しているものの、大量燃費で排外満載で高価格帯となるSUVやP/Uトラックが売れ、3.4%伸張している。今ではこうしたSUVなどが全体の2/3の販売台数となっている。
日本勢は、
トヨタの販売台数は9.2%増の20万7857台、主力の多目的スポーツ車SUV「RAV4」が26%増、セダン「カローラ」が17%増と大きく伸びた。年末商戦に向けたキャンペーンなどが奏功したという。

最も伸び率が大きかったのがマツダ。販売台数は18%増の2万4374台。ピカピカの小型SUV「CX-3」は欧米の有力紙が高く評価した記事を掲載しており、その効果もあり67%増と牽引したほか、主力の「CX-5」も30%増と好調だった。

ホンダも11.1%増と2桁増を達成し、10月7.6%と累計でプラスに転じ、11月で1.5%増となった。
ただ、唯一マイナスとなったのが日産。販売台数は▲15.9%減の9万2947台となった。経営不振から値引きの原資となる販売奨励金を削減したことが、引き続き販売苦戦につながっている。
 
11月の米自動車販売状況 メーカー別
2019年
11月
1~11月累計
種別
台数
前年比
台数
前年比
乗用車
377,408
-8.7%
4,532,350
-9.8%
SUV・P/Uトラック等
1,036,106
6.4%
10,981,820
3.4%
合計
1,413,514
1.9%
15,514,170
-0.8%
メーカー別
 
11月
1~11月累計
メーカー
台数
前年比
台数
前年比
GM
245,108
-1.4%
2,599,950
-2.1%
Toyota
207,857
9.2%
2,175,976
-1.4%
Ford
188,718
-3.3%
2,189,749
-3.3%
FCA
174,324
-3.9%
2,012,588
-1.3%
Honda
133,952
11.1%
1,471,604
1.5%
Nissan
92,947
-15.9%
1,240,900
-7.8%
Hyundai
62,768
9.2%
643,062
5.0%
Subaru
56,893
0.2%
637,753
3.6%
Kia
50,504
12.0%
564,109
4.0%
Mercedes
37,263
13.3%
322,451
1.4%
BMW
31,213
10.2%
289,080
4.5%
VW
29,218
9.1%
335,445
4.2%
Mazda
24,374
18.0%
252,061
-8.2%
Audi
20,618
20.7%
198,261
-1.1%
Tesla.
16,450
-2.1%
155,650
46.8%
Volvo
9,635
17.8%
95,874
7.2%
Land Rover
9,514
11.3%
84,246
3.3%
Mitsubishi
8,188
6.5%
111,131
1.9%
Porsche
6,326
11.5%
56,835
7.0%
MINI
3,067
-13.1%
33,782
-17.4%
Jaguar
2,958
-7.5%
27,740
2.7%
smart
0
0.0%
680
-41.1%
Others
1,619
5.9%
15,243
-11.6%
合計
1,413,514
1.9%
15,514,170
-0.8%

 

[ 2019年12月 4日 ]

 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

関連記事

 

 



PICK UP


PICK UP - 倒産