アイコン トランプ自作自演の北朝鮮問題 対立深まる

 

 

トランプは、北朝鮮、中国、欧州、中東で敵ばかり作り、大忙し、来年には大統領再選も控え、弾劾の危機にも瀕している。体がいくつあっても足りない。フランス大統領からはNATOは「脳死」状態と言われ、カナダ首相からは「笑われ者」扱いされ、急ぎ帰国したNATO会議。
帰国後、そうした欧州への報復が、エアバスに対する政府補助金につき、EUから輸入する物品に最高100%課税するというものだった。米政権もボーイング社に政府補助金を支払っているにもかかわらずだ。

英ガーディアンは8日、「北朝鮮に関するガーディアンの視点:台頭する核危機」と題した社説で、トランプ大統領が北朝鮮の非核化に失敗したと指摘。「根本的な問題の解決に失敗しただけでなく、状況をさらに悪化させた」と掲載した。
ガーディアンは「炎と怒り」のような軍事的な脅威で緊張を高め、「恋に落ちた」と融和メッセージを送るトランプ大統領の対北朝鮮戦略に結実はないと酷評している。

金正恩委員長とトランプ大統領は昨年6月、シンガポールでの最初の首脳会談で「朝鮮半島の完全な非核化努力」など4項目の合意事項を盛り込んだ共同声明を採択した。

当時、米政府は金委員長が約束した「朝鮮半島の完全な非核化」について「北朝鮮の最終的かつ完全に検証された非核化」(FFVD)と同じ意味だと説明した。
しかし、専門家らは北朝鮮の「朝鮮半島非核化」概念には爆撃機・潜水艦など米軍の核戦略資産の朝鮮半島展開・配備禁止までも含まれると指摘してきた。

ガーディアンも「トランプ大統領は、北朝鮮が反対しない多者間朝鮮半島非核化(multilateral denuclearisation of the peninsula)と、決して同意することはない(北朝鮮の) 完全な一方的な非核化(complete unilateral denuclearisation)の間に差がないふりをしながら非核化議論の進展を主張したが、これは幻想にすぎなかった」と論じた。

ガーディアンは、最近の米朝間の発表と威嚇を「予測できる一連の形態の一つ」「以前にも経験した状況」と見るのは誤りだと主張した。

また「北朝鮮は、トランプ大統領を相手に前任の大統領とは違い、一定水準の危機感を作り、それに対する米国の『行動』の可能性は意に介さない姿を見せている」とし、「これはトランプ大統領がその間、金委員長との親密な関係を強調しながら、北朝鮮の短距離ミサイル発射には『大したことではない』という反応を見せてきたこととも関係がある」と分析した。

続いて「北朝鮮が、文在寅大統領を軽視するのも驚くことではない」と伝えた。その理由には米国の態度を取り上げた。「米国は、韓国・日本を相手に米軍駐留に対する防衛費分担金増額を要求するなど同盟国を無視する態度を見せた」ことをあげている。

ガーディアンは最後に「米朝間の休戦(truce)が、ぞっとするような結末を迎えないためには国際的な努力、特に米国の努力が必要だ」と注文した。
以上、
トランプのそっくりさんが日本にもいる。

北朝鮮がロフテッド軌道でICBM実験したらどうすんだろ。また、なぜ日本は撃ち落さないのかとその鉾先を日本へめぐらし、駐留軍の負担金を増額させてくることだろう。めんどうしいトランプは日本の予算額内まで駐留軍を減らせば済むことだ。オバマもトランプも安保条約に基づき尖閣を日本軍とともに守護するとは一言も言っていない。

[ 2019年12月10日 ]

 

 

 


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