11月の工作機械受注高 ▲37%減 うち国内▲45%減 累計でも▲32%減
工作機械の受注は、米中貿易戦争の影響から、中国経済が低迷、新規投資どころではなくなっており、日本の工作機械メーカーの受注は大きく落ち込んでいる。
これまで、タラ腹貯め込んだ日本の輸出型のメーカーも先行投資に走る気配はなく▲45%も減少している。
米中貿易戦争は、米トランプが、経済政策での支持率が過半数を占め、大統領選での敵陣の民主党バイデン潰しにも汚い手で成功し、再選を優位に進めている。
そうしたことから、貿易戦争の本格的な和解は来秋の大統領戦後でもよいとしており、中国経済の低迷は続くものと見られる。
現在の中国経済政策は、輸出より内向きに向いており、日本の中国への輸出企業にとって、当面、悲観的な動きになると見られる。ただ、トランプ変数は常にある。
ただ、半導体製造装置は5G普及が本格化する2021年か22年には過去最大になると予想されている・・・。
アベノミクスも米中貿易戦争にはかなわない。
2019年11月 工作機械受注高 ▲37.9%減
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11月
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1~11月累計
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百万円
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前月比
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前年比
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百万円
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前年比
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受注額
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81,701
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-6.6%
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-37.9%
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1,139,818
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-32.2%
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うち内需
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31,387
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-6.1%
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-45.5%
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455,899
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-34.2%
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うち外需
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50,314
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-6.9%
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-32.0%
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683,919
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-30.7%
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[ 2019年12月11日 ]