アイコン 2018年のアニメ産業市場規模2.1兆円、うち半分は海外

 

 

2018年のアニメ産業の市場規模は、6年連続で過去最高を更新するとともに、「海外展開」が初めて1兆円を超えて全体の半分近くを占めている。

アニメーションの制作会社などで作る「日本動画協会」は、国内のアニメ関連会社およそ150社を対象に売り上げを算出し、毎年、アニメ産業に関する市場規模の調査結果をまとめている。

それによると、2018年のアニメ産業の市場規模は、一昨年を190億円上回って2兆1814億円となり、6年連続で過去最高を更新した。

「テレビ」や「映画」など9つある調査項目のうち、最も売り上げが多かったのは海外での映画の上映やゲーム販売などの「海外展開」で、全体の46%にあたる1兆92億円と初めて1兆円を超えた。

また、DVDなどの「ビデオパッケージ」は587億円と前年の4分の3程度にとどまった一方で、年を追うごとに増えている「配信」は595億円となり、売り上げが逆転した。

中国大手ネットプラットフォームやAmazonやNetflixなどに対する作品販売が大きなシェアを占めていると推測されるが、アニメ由来のネットゲーム売上も非常な勢いで伸びているものと推測されるとしている。

調査結果を発表した「アニメ産業レポート」関係者は、「ここ3、4年で伸びていた海外での売り上げがついに1兆円を超え、国内全体と同じくらいになった。ビデオパッケージと配信の売り上げが逆転するなど、伸びている部分と減少している部分がはっきり分かれてきたと感じる」と話している。

以上、

ゲーム専業は入っていないようだ。

[ 2019年12月16日 ]

 

 

 


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