アイコン 博報堂が(株)西広を吸収統合し(株)九州博報堂に

 

 

博報堂は2020年4月1日付けで、博報堂の九州支社と子会社の(株)西広の両事業を統合し、社名を「株式会社九州博報堂」と発表した。
博報堂は、2019年6月より西日本新聞傘下だった(株)西広へ資本参加し、西広の持つ九州の地域に根差したビジネス推進力と博報堂の生活者発想やデジタルマーケティングノウハウを掛け合わせ、協業を推進してきた。
このたび、両事業を統合することで、両社の持つ強みを融合させ、企業や自治体の事業価値を高める「価値創造パートナー」として、九州エリアへの更なる貢献を目指す。

新会社は、九州一円にネットワークを持ち、九州の地域や生活者のことを熟知した広告会社として、地場に密着した営業力と生活者データやデジタルマーケティングの最新ソリューションを駆使し、各地のメディアとも協力・連携しながら、広告領域に留まらないビジネスデザイン力で高度化・複雑化するクライアントの課題に広く応えていく。
また、リソースの活用やナレッジの共有などあらゆる面において、博報堂およびグループ各社と継続的に連携することで課題解決力を高めるとともに、九州に根差した新総合広告会社として九州での人材採用を積極的に行い組織力の向上を図る。
今後も引き続き、九州の未来に向けた地域づくりと経済の更なる活性化に寄与してまいります。

■統合新会社の概要
○社名:株式会社九州博報堂
○統合日:2020年4月1日(予定)
○本社所在地:福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館14階、15階
○支社:東京、北九州、筑豊、大分、長崎、佐賀、熊本、鹿児島
○資本金:6,000万円
○経営体制:2020年3月上旬までに発表予定
○社員数:200名(予定)
○子会社:株式会社 CS西広
以上、

大きなインターネット社会の潮流に地方の西日本新聞社の子会社の広告代理店も限界が生じたのだろう。九州では案外博報堂も強い面を持つが、紙面だけでは西広に分があるものの、映像メディアではその実力は限られている。
博報堂も電通王国のライバルになる実力をつけて欲しいものだが、胡散臭いながらも電通なくして東京五輪も開催できないのが現実だろうか。

 

 

社名

株式会社 西広(NISHIKO Co.,Ltd

 

本社所在地

福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館14F

 

代表者

代表取締役社長 荻原 俊夫

 

設立

昭和2510

 

資本金

6,000万円

 

主要株主

(株)博報堂、(株)西日本新聞社

 

支社

東京・北九州・筑豊・大分・長崎・佐賀・熊本・鹿児島

 

社員数

132名(20197月現在)

 

売上

914000万円(2018年度実績)

 

営業品目

全国新聞、テレビ・ラジオ、雑誌、マーケティングリサーチ、 コンサルティング、ブランディング広告計画、 HP制作、インターネット広告、広告計画、CI計画、地域開発、IR広告、PR、印刷、折り込み広告、交通広告、 屋外広告、店舗設計、ディスプレイ、イベント、 ノベルティ、 広告デザイン、写真、テレビ・ラジオCM制作、VP制作、 そのほかコミュニケーション活動全般 等

 
 
 
 
 
 
 

関連会社

株式会社 CS西広

 

 

[ 2019年12月17日 ]

 

 

 


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