アイコン 北朝鮮が開発中のミサイルは多弾頭核ICBMか

 

 

北朝鮮は最近、大型ロケット砲やロケットエンジン噴射の実験を行っているが、核多弾頭大陸間弾道ミサイル(多核ICBM)を開発中のようである。
北朝鮮情報を発表したがらない韓国の国防省は、傘下の韓国国防研究院(KIDA)が北朝鮮の核多弾頭大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発の可能性に言及した。

KIDAは13日に出した報告書「2020国防政策環境展望および課題」で「北の国防・軍事政策は米朝非核化交渉の結果しだいで大きな差が表れるとみられる」とし「米朝非核化交渉が決裂する場合、北が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)や多弾頭ICBMの開発に向けた努力を見せる(=発射実験の)可能性がある」と明らかにした。
米朝非核化交渉が望む方向に進まない場合、北朝鮮が米国の軍事的圧力を牽制するために対米報復能力を着実に増強するということだという。

ただ、報告書は「対米攻撃手段を試験発射する場合、米国の対北政策が強まり、追加制裁が導入される可能性がある」とし、「したがって2019年10月に公開した新型潜水艦と北極星3型(SLBM)の開発にまい進したり、人工衛星試験打ち上げ方式で長距離ロケット実験を実施する動きをまず見せるだろう」と予想している。(2017年11月29日のICBM級は火星15号)

また「米朝非核化交渉が進展すれば、北は制限されたレベルの核武力を維持しながらも、韓半島(朝鮮半島)緊張緩和局面を維持するため、南北間の軍備統制措置を取っていくだろう」という見方も示した。

KIDAが北朝鮮のICBM多弾頭化に言及したのは異例と評価される。これに先立ち軍事専門家らは、北朝鮮が2017年11月に発射したICBM級「火星15型」の弾頭部が丸くて短く製作された点を根拠に多弾頭化の可能性を提起した。
しかし、国防部と合同参謀本部はもちろんKIDAなど軍関連機関は明確な立場を表さなかった。
軍当局者は「それだけ北が強硬路線を歩む可能性が高まり、普段より状況を重く認識して注視しているという意味」と話した。

軍の内外では北朝鮮が7日と13日に実施した東倉里(トンチャンリ)西海衛星発射場での試験が多弾頭ICBMを念頭に置いたものではないかという分析が出ている。1段目に複数のエンジンを束ねて大きな推進力を出す技術(エンジンクラスタリング)をテストした可能性があるということだ。

核多弾頭ICBMは多数の標的に向かって弾頭が分離して落ちるため地上迎撃が容易ではない。
米国が「多目標迎撃体」(MOKV)の開発を急ぐ理由がある。
21世紀軍事研究所のリュ・ソンヨプ研究委員は「北がエンジンクラスタリング技術検証過程を経て、近く衛星体を活用して多数の衛星を同時に軌道に進入させる試験をする可能性がある」と述べた。
以上、トランプはどうすんだろ。
韓国は北朝鮮とはすでに友好国、米朝問題であり、まったく関係ないという文政権の立場。下手したら、中国様ににじり寄る文政権から米軍は追っ放われるかもしれない。
米軍が韓国に売却している米製最新兵器は、米軍が韓国から放逐されたら、すべて機能しないように制御装置が設定されているのだろうか。北朝鮮同様に日本に向けられたら、日本はたまったものではない。外交や条約を無視し、感情の意のままに動く盧武鉉政権=文政権である。

ロシアのTHAAD版N400が、THAADより優れているのは、射程距離が100キロ長く、低空を飛行する巡航ミサイルを迎撃でき、また、目標に到達したら多目標迎撃体でもあり、10ヶ所の目標の超高速飛行物体を同時に迎撃できるという優れもの(ただし、精度は不明)。仏マクロン大統領が脳死状態と述べたNATOの加盟国のトルコと中国が海外勢として配備している。インドも配備を計画している。それもTHAADより安い。
迎撃ミサイルはマッハ5までが限度とされ、いまや核弾道ミサイルはマッハ20というスーパーミサイルがいくらでも開発されている。イージスアショアでは撃ち落とせない。 
今のところ、北朝鮮ミサイルには対応できようが・・・。
軍事衛星を撃ち落とせるだけの出力のレーザー砲を開発し、日本独自のアイアンドームを構築すべきではないだろうか。米国に売ったら儲けにもなる。

 

[ 2019年12月17日 ]

 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

関連記事

 

 



PICK UP


PICK UP - 倒産