アイコン 世界の再生医療・細胞医薬品市場規模 日本は欧米の1/10

 

 

TPCマーケティングリサーチ(株)(本社=大阪市)は、世界の再生医療・細胞医薬品市場について調査を実施d、その結果を次のとおり発表した。
2018年度の日・米・欧3極における再生医療・細胞医薬品市場は、日本が175億円、米国が2,423億円、欧州が1,020億円と推計される。
地域別に見ると、日本市場は、保険診療の対象品目及び自由診療の枠組みで処方されている治療の2種から形成されている。

日本の保険診療の対象品目は、
1、自家培養表皮「ジェイス」、
2、自家培養軟骨「ジャック」、
3、初の条件及び期限付き承認を取得した心筋シート製品「ハートシート」、
4、国内初の他家由来製品である間葉系幹細胞製品「テムセルHS注」、
5、同じく骨髄由来間葉系幹細胞製品「ステミラック注」、
6、2019年3月に条件及び期限付承認を取得した国内初のCAR-T細胞製品「キムリア点滴静注」の6品目(遺伝子治療薬は調査範囲外としている)。

このうち、2018年度は採用医療機関の増加が続く「テムセルHS注」の伸びが目立った。また、自由診療の大部分は癌免疫療法と美容目的の治療が占めており、市場を構成する製品・サービスのほぼ全てが患者自身の細胞や組織を使用する自家移植によるものとなっている。
なお、癌免疫療法市場は、近年の癌治療選択肢の拡がりに伴い、2018年度は縮小傾向となった。

米国市場は、FDAによる審査・承認を取得して販売される「351HCT/P」のほか、FDAへの届出および製品リストの提出のみで販売が許可される「361HCT/P」で形成されており、品目数は日本よりはるかに多い。また、大量生産が可能で、低コスト短期間で治療が提供できる他家移植による製品が多数上市されている。
このため、その市場規模は日本を大きく上回っている。
2018年度は、前年度に市場投入された癌領域の「CAR-T細胞製品『Yescarta』及び『Kymriah』」の販売が本格化したことで拡大傾向に弾みがつき、市場規模は2,000億円を突破している。

・欧州市場でも、再生医療・細胞医薬品の大型新製品「Yescarta」「Kymriah」が2018年に上市された。このため、2019年度は市場への浸透が進み、2018年の米国と同様に大幅な拡大推移をみせる見通しとなっている。
以上、
石橋をたたいて渡る日本の東大を頂点とする日本医師会が牛耳り、厚労省との癒着において、鉄筋コンクリートの橋にしたところで、ほとぼり冷めたら取り壊し、再び、石橋を建造してしまう。ブリヂストンの創業者が笑っている。


1217_05.jpg

[ 2019年12月17日 ]

 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

関連記事

 

 



PICK UP


PICK UP - 倒産