「ヤマトクロニクル覚醒」の(株)ジュピット(東京)/破産手続き開始決定
ゲーム開発会社の(株)ジュピット(東京都中央区日本橋蛎殻町*** 代表:小寺)は12月11日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、緒方彰人弁護士(電話03-3275-3031)が選任されている。
負債額は約5億円。
同社は平成18年8月設立のソーシャルゲーム開発会社。オンラインゲームの「ヤマトクロニクル 覚醒」やスマホ向けの「初恋の歌」などをリリースし、平成28年3月期には7億円以上の売上高を計上していた。
その後「エターナルリンケージ~蒼穹のアムネシア~」などの作品もリリースしていたが、ヒットには至らず業績悪化、ゲーム開発への先行投資負担が大きく、その借入負担が経営を圧迫し、資金繰りに窮し今回の事態に至った。
追、一発当てたら、世界も凌駕するが、その確率は世界中で年数ゲーム。以前のようなビッグヒット作がなくなった。過去の遺物のバァージョン展開で日本のゲーム産業は生き残っている。
最近は、当たるかどうかも分からないSNSゲームだが、画面が精細になり、スピードも速くなり、開発負担が巨額になっている。最近では韓国や中国からゲーム会社と提携し、日本バァージョンとして販売しているほど。
ワンパターン化したゲーム、ゲーマーを唸らせるゲームソフトが待ち望まれている。
会社名
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株式会社ジュピット
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本社所在地
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東京都中央区日本橋蛎殻町1-36-5
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いちご箱崎ビル5F
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代表者
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小寺 鉄司
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設立
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2006年8月1日
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資本金
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100万円
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従業員数
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54名
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事業内容
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ゲームの企画・開発・運営
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恋愛ライトノベルシミュレーション
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「初恋の歌」
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ファンタジーRPG
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「剣と天秤のディテクタシー」
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[ 2019年12月18日 ]