アイコン 鴻海精密工業=FOXCONの2019年連結売上高19.2兆円

 

 

EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手でシャープの親会社の鴻海精密工業が6日発表した2019年の連結売上高は、前年比0.8%増の5兆3,395億2,617万台湾元(約19兆2,300億円/3.603元=台湾ドル)だった。通年として過去最高記録。過去最高額の更新は3年連続。

台湾の経済日報などによると、第4四半期(10~12月)の売上高は前年同期比▲4.0%減の1兆7,380億3,500万元。前四半期からは26.0%増加した。四半期ベースでは過去2番目の高水準だった。

第4四半期の売上高の伸び幅を種類別に見ると、前四半期比ではコンピューティング製品が最大。コンシューマーエレクトロニクス・スマート製品、業務用製品、部品・その他製品の順で続いた。
12月単月の売上高は、前年同月比▲12.9%減の5,395億716万元となった。前年同月比のマイナス成長は2019年2月以来。前月比では▲10.5%減った。

12月の種類別では、業務用製品が前月比で最も好調だった。

台湾の証券筋によると、12月は第5世代(5G)移動通信システム向けのネットワーク設備が伸びたものの、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新モデル「iPhone11」の組立受注が鈍化した。
証券筋は、2019年に過去最高の売上高を記録したものの、純利益ベースでは前年から小幅減になったとみている。
例年は、閑散期となる今年第1四半期(1~3月)については、アップルの新商品発売や5G関連の需要を追い風に、例年よりも売上高が上向くと見通している。
以上、

台湾・香港・中国・韓国の経営者と日本企業の経営者との違いは、人の金の玉とネズミの金の玉との違いがある。やはり財閥解体の影響だろうか。日本も米国のように経営は、経営のプロが担う時代が来ているようだ。

日本の保身最優先のサラリーマン経営者たちでは企業の器が限りなく小さくなるばかりで、小さな日本を限りなくさらに小さくさせ続けている。

[ 2020年1月 8日 ]

 

 

 


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