追報:こんにゃくの(株)徳田食品(山梨)/破産手続き開始決定
既報。老舗のこんにゃく製造業者の(株)徳田食品(所在地:山梨県上野原市桑久保*** )は12月24日、甲府地裁都留支部において破産手続きの開始決定を受けました。
負債額は約2億円。
当社は昭和2年創業のこんにゃく・しらたきなどの製造会社。同社は東京の(株)徳田から分離し、法人化された経緯があり、徳田への卸をメインに、飲食店向けの業務用に展開していた。
平成30年8月期には3億円以上の売上高を計上していたものの、共稼ぎ世帯の増加で家庭用が伸び悩み、業務用は採算性が悪く利益を悪化させていた。設備投資に関わる彼入れ負担も大きく、ここにきて資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。
破産管財人には、倉内信崇弁護士が選任されているとのこと。
破産債権の届出期間は令和2年1月24日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和2年3月25日午前11時10分。
事件番号は令和元年(フ)第43号となっています。
[ 2020年1月 9日 ]