アイコン 豚コレラ 沖縄に飛び火 養豚1800頭を殺処分

 

 

沖縄県うるま市の養豚場で8日、家畜伝染病「豚コレラ(CSF)」の発生が確認され、養豚1800頭を殺処分した。
国内では、岐阜県に始まり、中部・関東地方に集中していたCSFが一気に海を越えたことで、関係者の間には衝撃が走っている。
農水省は感染ルートの解明を急ぐ方針。
「一番恐れていた遠隔地での発生だ」。
CSF発生を受け、沖縄を訪れた江藤拓農水相は、記者団に対し厳しい表情で話した。2017年9月から相次ぐCSFは、主に野生イノシシがウイルスの「運搬役」となり、感染が拡大したとの見方が有力。しかし、イノシシが沖縄まで泳ぐとは考えにくく、新たな感染経路の存在が疑われている。
以上、

最初の発生は2018年9月岐阜県、すべては、安倍首相が危機意識もなく、2018年10月2日の閣僚人事で派閥横断配置により無能な新人を農水大臣に任命したことにあり、リーダーシップ0の無能ぶりは、岐阜県庁の初期対応の大きなミスとともに、省の責任を回避したいため、岐阜県庁を遠隔操作した農水省の高級官僚らにある。
宮崎の口蹄疫、当時の民主党政権を徹底的に追及した野党・自民党が政権を握り、宮崎口蹄疫の教訓がまったく生かされなかったことにある。マスコミも同様である。

沖縄の豚コレラの感染源は、国内の汚染県からの観光客や、日本同様汚染国である台湾や中国などからの観光客による可能性もある。
ウイルスの遺伝子検査をすれば、その遺伝子配列により日本産か台湾産か中国産かはすぐ判明するが、そこは官僚行政、もったいぶってそんなことも遅々として行わないのだろう。政治的に影響を考え隠蔽し、発表しないケースもある。

政府は豚コレラを国民がコレラに恐怖に感じることから、目くらましの横文字CSFと呼称することにしている。
農水大臣に宮崎県の江藤議員が大臣に任命されたものの、時すでに遅し、江藤大臣は即刻、ワクチン接種や山間部のイノシシに向け、ワクチン散布の対策を行っている。
豚コレラワクチン投与豚は食用として流通している。豚コレラウイルスは人には感染しない。

韓国では、豚コレラより怖いアフリカ豚コレラが、中国⇒北朝鮮⇒韓国京畿道などの感染経路で感染が確認され、感染が拡大していた。
(中国では全土で4.5億頭が飼育され、うち1.5億頭以上が感染死、豚肉価格が暴騰している。地方財政悪化で、地方政府は感染死と認定すれば救済金の支給が義務付けられており、感染死を認定せず、救済金を受けられない農家が豚の死骸を野ざらしにし、感染を拡大させ続けている)

韓国では過去の鳥インフル大感染拡大を教訓に、初期対応を充実させ、今のところ、養豚場の感染拡大を食い止めることに成功している。
ただ、その後も軍事境界線沿いのイノシシの死骸からは感染死が確認され、イノシシの感染死は江原道北西部に広がっている。
致死率100%のアフリカ豚コレラにはワクチンがなく、韓国では感染拡大対策のため、感染地一帯の感染していない養豚場の豚も事前殺処分したり、一帯に消毒薬の空中散布を実施している。
ボイコットジャパンで韓国からの訪日客が激減しているが、その分、恐怖のアフリカ豚コレラウイルスの日本流入確率を下げているともいえる。

[ 2020年1月 9日 ]

 

 

 


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