円安によるエネルギーや資源価格の上昇は、生活の各価格に影響し、それだけでインフレターゲットの2.0%は達成しそうな勢いで、黒田さんの心配は皆無である・・・シメシメ。
全国の電力10社と都市ガス4社は30日、原燃料費調整制度に基づく3月分の電気・ガス料金を発表した。円安に伴って原油、液化天然ガス(LNG)、石炭の輸入価格が軒並み上昇したため、14社すべてが値上げとなる。一斉値上げは2ヶ月連続。
今回の値上げは、原燃料費調整制度により、原燃料費の変動に応じて電気、ガス料金を毎月見直す仕組みによるもので、10~12月の平均価格を基に算定されている。

電力の値上げ幅は標準的な家庭で、前月比12~90円。値上げ幅は東京電力が最大で、中部電力は75円、関西電力は60円。
また、北海道電力と四国電力の標準家庭の料金は過去最高。

都市ガス4社では、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスの3社の値上げ幅が79円、西部ガスは59円。ただ、東ガスは3月検針分から口座振替を利用している顧客の料金を53円割り引く特典あり。