鋼製建具の(株)三高製作所(兵庫県尼崎市神崎町45-23、代表:高橋稔)は2月25日事業停止、事後処理を近森土雄弁護士(電話06-6311-1789)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約10億円。

同社は、竹中工務店や鹿島建設など大手ゼネコンを中心にマンションやビル物の鋼製建具(自社開発の特殊アルミ型材枠[MTTピラレス]及び鋼製扉のユニット類など)を施工まで受注していたが、大手ゼネコンから儲けさせてもらえず、受注も減り、資金繰りに窮し行き詰った。

関西の直近は、東京と異なりマンションやオフィスビルの動きが鈍くなっている。