もう二人ともオシャマンベなのだろうか。
みんなの党の渡辺代表の借入金問題。
化粧品会社DHCの吉田嘉明会長のみんなの党の渡辺代表に対する貸付金は、2回にわたって行われ、4年前の参議院選挙の前の月の平成22年6月に3億円、一昨年の衆議院選挙の前月の11月に5億円の、合計8億円を、いずれも渡辺代表の個人名義の口座に振り込んだという。
渡辺代表は借り入れを認め「純粋に個人として借りたものだ」とコメントしている。

DHCの吉田嘉明会長によると、最初の3億円については渡辺代表から借用書が送られてきたが、5億円については、借用書は作られなかったという。
吉田会長は、「渡辺代表から貸してほしいという申し入れがあり、選挙の供託金などのためという説明を受けた。当時は渡辺代表の政治信条に共感していて、選挙資金と認識して融資した」と話している。
吉田会長によると、これまでに一部が返済されたが、貸付残は約5億5000万円あるという。

一方、渡辺代表については、昨年5月に公開された資産報告書で、渡辺代表の借入金額は2億5000万円と記載されている。
渡辺代表は「純粋に個人として借りたものだ。使いみちは私の判断で決めてきた。利息も含め、支払いは私個人でしてきており、今後もそれを続けていく」とするコメントを発表した。
以上。

猪瀬前都知事は、徳州会から5千万円借りたとされる。個人的な借り入れと都議会で釈明したものの追及されシドロモドロ、結局都知事を辞することになった。しかも、辞しただけではすまず、今、東京地検特捜から公選法違反で略式起訴される動きとなっている。犯罪者だ。
政治は巨万の金がかかる。そうした政治に誰がした。わけのわからない政党助成金も毎年巨額が政治家に交付されている。結局、金に諂う政治しかできない政治家達は、官僚たちから足元を見られ、官僚政治に弄ばれている。
DHC会長は、以前は渡辺代表の政治姿勢に共感していたという。しかし、今はぺらぺら何でもマスコミに喋るように、政権に喰っ付いた渡辺代表を嫌っているようだ。

猪瀬前都知事も、東京電力に対して真っ向から改革を進めさせていた。当然、経産省と東電はダッチワイフの関係にあり、政権交代を機に省主導で都知事に対して攻勢に出たまでのことだろう。気になるのは、徳田代議士と面会するに当たり、一水会の木村三浩代表を同席させたことだ。もともと、木村代表が徳田代議士を猪瀬都知事に紹介したというものだが、彼もまたペラペラマスコミに喋り捲っている。政権も東京都知事の猪瀬氏を、バックに石原氏もいることから煙たがっていたことは疑いようもないが、政権・東電などすべてがグッドタイミングで猪瀬降ろしを実行したまでのことだろう。木村代表は、引き換えに政権や東電に対してカシを作ったことになる。

それは、東京地検特捜が猪瀬都知事の関係で木村代表宅を家宅捜査までしており、かなり高価なものとなろう。(猪瀬氏は徳田氏から5千万円受け取り、木村代表が内5百万円を借りていた。猪瀬氏は徳田氏に4千5百万円返却、木村代表があわてて5百万円を徳田氏に返却したという。・・・・通常は5千万円の借入謝礼として、木村代表は5百万円を受け取ったつもりだったろうが、素人の猪瀬知事はあくまで貸したものと見なしていたようだ。・・・そんなこんなのやり取りがあり、特捜の家宅捜査を受けたようだ)

都議会で自民党の議員たちが、猪瀬知事に対して百条委をチラつかせていたが、百条委を維持できるだけの(徳田・木村・特捜あたりから)証拠を全部握っていたことによるものだ。

いろんな人たちが介在し、それぞれ自分の都合のいいようにぺらぺら口を開く、今の政治家はあまりにも口が軽すぎるようだ。(この辺だけは昔の政治家を見習ってもらいたいものだ)

猪瀬前都知事の5千万円、方や渡辺代表の8億円、内容はまったく一緒。どうする特捜・・・。
裏から愛の手を差し伸べる人が渡辺代表にはいるだろう。みんなの党は責任野党と国会で賞賛されただけに・・・。その結果、資産報告書を修正して幕引きとなろう。猪瀬前知事のバックはすでに過去の人の石原氏だけだった。